2024-08-06

広島の日


 今年もこの日を迎えた。

世界は軍拡の一途を辿り、戦禍はむしろ広がる一方だ。戦争を望む側は核の使用をちらつかせて圧力をかけるなど、我々の社会が戦後から何も変わっていないことを現している。むしろあの悲惨な戦争を知らない世代が 権力を握り、ただの威嚇のツールとして核を持ち出していることに怒りと恐れを感じる。イスラエルに報復宣言をしているイランの出方によってはイスラエルは躊躇なく核を使用するだろう。今やアメリカやロシアといった大国による核使用よりも、イスラエルや北朝鮮といったキチガイ国家による核使用が最も危ぶまれることだ。特にイスラエルはアメリカの威を借りているだけに無謀なことをしでかす可能性が高い。こういった国を相手に核廃絶を訴えても聞く耳を持たないだろう。奴らにとっては核は力そのものだからだ。

年々核廃絶への道が遠ざかってゆくようでならない。遠ざかることは逆に核戦争へ近付いていることなのに、それへの危機感が薄いように感じる。

核戦争を避けることはできる。それにはまず核を廃絶すること。まずはその勇気を持つことだ。

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