2024-07-28

祭典の影で


 現在パリで平和の祭典と言われるオリンピックが開かれているが、その影では戦果が絶えず多くの命が失われている。ガザではイスラエル軍が避難施設である中学校を空爆し30人が殺され、イスラエルが占領を続けるゴラン高原ではサッカー場がロケット弾攻撃を受けてサッカーをしていた12人の子供が殺された。この攻撃に対してヒズボラは攻撃への関与を否定しているが、すでにイスラエル軍はヒズボラに対して攻撃を行ったようだ。ヒズボラはハマスを遥かに凌ぐ武力を保持しているらしいので、攻撃の応酬が続けばいよいよ歯止めが効かなくなる可能性がある。しかし大人どもが勝手に始めた戦争で避難していたりサッカーを楽しんでいただけの子供たちが殺されるなんて、こんなバカな話はないだろう。しかも大人たちは殺されたから殺し返すとばかりにエスカレーションさせている。救いようが無いとはこのことだ。争い事があるならスポーツで決めよ。それなら無関係の人々が殺されることもなく家を破壊されることもない。大人の都合で子供を殺すのはもうたくさんだ。

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