2024-06-28

選択肢無き大統領選


 バイデンとトランプによる討論会が行われたが、やっぱりというかバイデンの方が精彩を欠いていたようで、視聴していた有権者の7割近くがトランプ有利との反応だったらしい。まあ、もともとバイデンはスピーチが下手で失言もよくするところに81歳という年齢はやはり精力的なトランプと比較されると見劣りするだろう。肝心な討論の内容ではなく、そういったところに目がいってしまうのは有権者にとってはうんざりするところだろう。精力的な候補者による政策についての激論が為され、それに対してこの候補を推そうという風潮ならばいざ知らず、今は腐りかけの二つのパイのどちらかを選ばなければならない状況で、これには有権者である妻も心底嘆いている。またこの討論の内容もお互いを貶しあったり、どちらがゴルフが上手いかなどといった信じ難いほど幼稚な内容で、これでは近所のジイさんたちのオラが自慢大会と何ら変わらず有権者が絶望するのもよく分かる。

これから11月の選挙本番までどう推移していくか見ものだ。それにしても人材がいるにもかかわらず表に出すことができない状況はアメリカという国そのものを弱体化させることになる。救世主はいつ現れるのか。有権者の多くが待ち望んでいることだろう。


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