2024-05-27

政治家を規制するのは国民だ


 自民党の政治資金規正法改正に対する姿勢を見れば分かるように、彼らはこの問題を真剣に捉え再発防止を図ろうなどという考えを微塵も持ってはいない。彼らにとっては国民や野党がうるさいのでちゃんと対応している姿勢を示し、妥協できる最低ラインで法案を押し通せばあとは時間が解決してくれる程度にしか考えていないだろう。もし今回の問題で本当に自己を恥じ、2度と繰り返さないため身を律しようとする意思があるなら、こんな最低ラインの設定はせず、一発で国民や野党が納得する厳しい法案にするはずだ。この点を見ても自民党の救いようがないほどの質の低さがよく分かる。さらにここに来て裏金のキックバックを原資に自らの政党支部に寄付し、それによって寄付控除を受けていた輩も見つかり、もはや完全に国民をナメ切っているとしか思えない状況だ。民主党への政権交代の痛みも忘れ、長期政権の上にあぐらをかき尊大な態度と傲慢さでやりたい放題だ。

続く円高や物価高によって人々の実質賃金は目減りを続け、生活は苦しくなる一方だ。にもかかわらず自民党の連中は己が懐を温めることばかりに頭を巡らせ、国や国民のことなどこれっぽっちも考えていない。政権交代をしても立民に国家運営などできないと思っているが、少なくとも現自民党の連中には鉄槌を下さねばならない。さもなくば国はさらに荒れる一方で奴らが肥え太るということになりかねない。そんなことは絶対に阻止せねばならない。

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