2019-12-28

餅切りて黒豆の殻割る夕べかな























例年年末には餅をひと臼注文し、それが今年はちょっと早く今日届いたので切りやすい固さになるまで寝かし、その間に畑で採れた黒豆の殻を割り、選別する作業を粛々と続けた。今日は風も穏やかで日差しもあって暖かく、こういった作業をするにはうってつけだ。ここ近年の傾向なんだが、冬が暖かいせいか本来ならこの時期すっかり枯れてサヤがはじけている状態のはずの黒豆が、まだ枯れずに青い葉を残したままとなっており、それが原因で黒豆の収穫がこんな年末ぎりぎりとなってしまっている。これは鷹の爪も同様で、日中の気温が高いためなかなか赤くならずいつまで経っても青いままで、そうこうするうちに朝の冷え込みで霜が降り、全部ダメになってしまうこともあるくらいだ。
特にこの冬は気温が高く、今でもブロッコリーやキャベツなどがモンシロチョウの幼虫に食い荒らされているほどだ。一度でも雪が積もったり零下の冷え込みが続けば多くの害虫が一掃されるのに、未だもりもりと食べているくらいだから困ったもんだ。食害は深刻だが一方で暖かさの恩恵で野菜の生長がすこぶる良く、虫に食われるが生育も早いという状態だ。ために野菜類だけでなく雑草もびっくりするくらいに伸びて、冬というのに草むしりを頻繁に行わねばならぬほど。
話は逸れたが黒豆の殻割りは今日中にできなかったので明日も続行する。この黒豆を実家に渡すと我が家の分も煮てくれるという仕組み。家で採れた黒豆は美味しいからね。

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